【書評】働く人改革


・働く人改革 著:沢渡あまね

「働き方改革」が話題になってきた時期から、この著者の本が幾つか店頭でよく見かけるようになった。
「職場の問題地図」とか「仕事の問題地図」など、働き方をテーマにした著作であり、本業は働き方を考えるコンサルティングを行っているとのこと。

本作も働き方がテーマですが、巷で言われている働き方改革が、単に「残業を減らす」という事に軸が置かれすぎていて、「仕事に対して意欲的に取り組める環境づくり」という点が見落とされているのではないか、という問題提起と、それに対する施策の実例提示、という構成になっている。

着眼点として、「労働時間を短くだけ出来れば、それで仕事をする人は満足するのか?」というところを取り上げている(答えとしては「NO」)のが、なるほどと思ったところであり、確かに時間は短くなっても面白みが全くない仕事をやっているのでは、結局誰もハッピーにならない改革に終わってしまうといえる。

逆に、モチベーションを高く持って出来る仕事であれば、仕事で感じるストレスを少なくすることも出来るであろうし、おのずと出てくる成果も良くなり会社側にとっても望ましい環境が見込まれるだろう。

自分の例で考えると、パソコンと向き合う事が一日の大部分を占めている状態、ただただ短い時間で成果を出せという雰囲気、何のためにやっているのか分からない仕事、それらが自分にとっては面白くないと感じることが多い。
とはいえ、避けては通れない、誰かがやらなくてはいけない、そういう「つまらない仕事」を0にすることは難しいとは思うが、それでも今よりも努力できることはあるはずだと思うので、この本の着眼点について非常に共感するし、やり方を実践したいと思わせる内容だった。
(実践するのは新しい職場に移ってからかな、とは思いますが)

この人の本は、本当に外れがないなあと思うので、この働き方のテーマに興味がある人には非常におススメの著者です。



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by dwd31 | 2017-06-18 19:13 | 書評 | Comments(0)

ボードゲームのプレイ記録です。累計300種類プレーに到達しました、面白いゲームを紹介したいと思います!


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