【書評】「正論バカ」が職場をダメにする


・「正論バカ」が職場をダメにする 著:榎本博明

要約すると「正論だからといってそのままハッキリ言えばいいわけじゃなく、相手の感情にも配慮した言い方をした方がいい」という点に尽きる。
ハッキリ言う事の方が際立って多い自分には、振り返れば思い当る節はそれなりにある。

この点を言いたいがために本が一冊出来ているような感じである。
その意味では、この要点こそ正論かもしれないが、ネチネチ一冊もかけて論説しなくてもいいんじゃないの?と思わなくもない。

正論で真っ向から何か他人のアイディアを否定する場面、同じ否定でも相手の感情を害するまでの否定と、上手くもって回った言い方をして、相手に不快感を与えないような否定では、後者の方がそのあとの仕事もやりやすいですよね、という事を言っているのだが、上手い言い方に執着しすぎて、言うべきことがしっかり伝わらないのも相手に不快感を与える事と同じくらい問題ではないかと思うので、一概にこの本の全て肯定できる気がしなかった。
「よほど強く言わないと、行動に移さない人」には不快感を与えないで終わらせると、行動しないという結果を招くこともあると思うのです。「強く言っている感じ」はもって回った言い方に込めるのは難しいと思いますね。

ほどよく内容を取捨選択出来る事、がこの本を読むときのキーポイント(この本に限らず本を読むときは全てそうですが、本書は特にそれが求められる)ですね。


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by dwd31 | 2017-08-21 10:12 | 書評 | Comments(0)

ボードゲームのプレイ記録です。累計300種類プレーに到達しました、面白いゲームを紹介したいと思います!


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