【書評】ひきこもらない


・ひきこもらない 著:pha

ニートとしておなじみのpha氏の最新著書。
この人の本を読む動機って、「働かなくても何とでもなるさ」という安心感を得る事が大きい気が自分ではしているのだけど、他の読者はどの様に読んでいるのだろう。

会社勤めが合わなくて会社員辞めました、という著書はいたるところにありますが、辞めた後に自分で事業なり、なんらかの明確な活動を始めている人の場合は、著書が何冊か立て続けに出てきたとしても、その時その時で新しく始めた事にまつわる新たなトピックが楽しめると思います。

しかし、このphaさんの場合「ニート」として変わりのない日々を過ごしているので、前の著作から変わったこと、目新しいことがあまりなくて、どの本読んでも大体得る印象は同じだ、という気がする。
その意味では1作どれか読めば冒頭の「安心感」は等しく得られるし、どういう生き方をしているのかもわかるので、何作も読まなくてもいいな、と自分では思っている。
(ただ、ニートとしての一貫性というか、ブレない生き方自体について面白くないという事ではなく、むしろそれは非常に面白いのですが)

その意味で、こういう日々の生活を綴って何かを感じようとする著作の場合、目新しいことが中身にあるのかどうか、というのは事前に考えておきたいポイントで、似たような内容を何作も読んでも、それはあんまり糧になる部分は多くないな、と読書における留意事項を考えさせられもした。
同じことを繰り返し言うだけで著作数を重ねておられる方、特に薄っぺらいビジネス本の世界ではそういう方が多い気がするし。

その意味では、phaさんの場合は、デビュー作の「ニートの歩き方」が一番衝撃を受けて面白い本だったな。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ひきこもらない [ pha ]
価格:1296円(税込、送料無料) (2017/8/27時点)




[PR]
by dwd31 | 2017-08-27 17:34 | 書評 | Comments(0)

ボードゲームのプレイ記録です。累計300種類プレーに到達しました、面白いゲームを紹介したいと思います!


by sawa