【書評】「つらいから、会社やめます」が言えないあなたへ

・「つらいから、会社やめます」が言えないあなたへ 著:心屋仁之助

要するに、「やめたい事はやめちゃえばいいじゃない」というエールというか、後押しの詰まった一冊。
最近この手の会社にしろ、仕事にしろ、辞めたければ辞めていいものなんだというメッセージ本をかなり見かける気がする。

だいたいこのテーマになると、「自分の思いを我慢してまで仕事続ける必要あると思いますか?」という問いに始まり、「自分の健康(心身両面)より重要な仕事などありはしない」という気付きを与え、「自分に合った仕事はどこかに存在する」、だから嫌な仕事は辞めてもいい、という結論へ導く。

その意味で、誰が書いた本を選んだとしても、書かれているのは「自分の思いに素直に生きる、そう考えて自分にそぐわない仕事はためらいなく辞めた方がいい」という点に尽きる。
だから、同じテーマの本を既に読んでいて、このメッセージに納得して生き方を変えているのであれば、改めて読む必要がある本ではないな、と思った。

ただ、おそらく世の中にはメッセージの内容ではなく、「誰がメッセージを発しているのか」に重きを置く人が居て、「心屋仁之助さんが書いているから私も納得しました」という読者がきっといるんだろうと思う。
そういう人には心屋仁之助さんも「会社辞めよう」をメッセージとして発信していることに意味があって、この本にも意味があるのだろう。
そういう意味では、こういう本の価値は「内容」ではなくて、「著者」にあるってことですね、きっと。
心屋仁之助さんに対する興味が深いわけではない自分にとっては「また同じ内容か」という単純な感想で終わる本ですが、もっと重きを置く読者=心屋さんファン、が居るという事を感じる一冊ですね。




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by dwd31 | 2017-09-21 08:33 | 書評 | Comments(0)

ボードゲームのプレイ記録です。累計300種類プレーに到達しました、面白いゲームを紹介したいと思います!


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