【書評】ずるい勉強法

・ずるい勉強法 著:佐藤大和

何が「ずるい」のか、タイトルからするとその興味に尽きる。
なんだか楽して勉強がはかどるような印象のタイトルで読者を引き付けようとしている感は満載だが、読まねば良し悪しは分からない。

が、読んでみたら端的に言って平凡だった。

偉そうにいう訳ではないのだが、結局「ずるい」方法というのは、例えば問題集で勉強する際に、問題をひたすら解こうと考えるのではなく、答えを先に見て解き方を知り、それを再現できるように解法のパターンを繰り返し覚えてしまう、という内容だ。

こんな方法、とっくにやってますよ。しかも他の本にも書いてありますよ。何をいまさら・・・。
しかもサブタイトルが「エリートを出し抜く」とありますが、エリートこそこういう方法は既にやっている。

繰り返しますが、偉そうにいう訳ではないのだが、内容が陳腐です。資格試験は記憶力が勝負と言いますが、そりゃそうです。
あんなもの記憶力とパターン再現力しか必要としていないものだと分かっています。

だいたい資格試験で実践力に紐づかないような資格を取ること自体の重要性が疑問視されうる時代の中で、資格試験の必勝法を教えられて効果があるだろうか。

という事で、目新しさは殆ど無いと個人的には思うのですが、「今まで解答を先に見ることに対する罪悪感があって、問題が解けるまでひたすら机に向かっていた人」は一度読んでみるといいと思います。
というか、読まなくても「資格試験の勉強は何のためにしているのか」を冷静に考えたら、「合格するため」であって、そのための手段は何であっても罪悪感を持つ必要はない(カンニングはさすがにダメですが)、という思考の転換をすればそれで事足りるのですが。。。

もしかしてそういう律儀な(?)勉強家が多いからこういう本はコンスタントに出てくるのかもしれませんね。


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by dwd31 | 2017-10-16 20:09 | 書評 | Comments(0)

ボードゲームのプレイ記録です。累計300種類プレーに到達しました、面白いゲームを紹介したいと思います!


by sawa