センチュリー・イースタンワンダーズ【ボードゲームレビュー:53】

・センチュリー・イースタンワンダーズ

大航海時代をテーマに、スパイスの貿易を行っていくというゲームです。
センチュリーはシリーズ作品となっており、昨年「スパイスロード」というのが発売されていたのでこれはシリーズ2つ目という事になります。
ゲームの特徴としてはスパイスロードによく類似しているので、プレイ経験が既にあれば慣れやすいルールとなっています。


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まず、六角形の形をしたボードを大きなハチの巣型に配置して、プレイするマップを作ります。
ボードには、桟橋が描かれた港ボードと、何やら交換条件らしきものが描かれているボードの2種類があります(通常ルールの場合)
例えば左列の一番真ん中のタイルは、赤いスパイス1つを黄色3つのスパイスに交換できる、というものです。
ここに取引所を建設すると、その条件で自分の手持ちスパイスを交換できます。
但し、取引所の建設は早い者勝ちの要素があり、先に建設した人が居るタイルに自分の取引所を建設する場合、先に建てた人にコスト(スパイス)を払う必要があります。

このゲームの基本的な流れとしては、船を保有して、

船を移動させる
・移動先が交易できるマスであれば、取引所を建設する
・移動先が港であれば、港に置かれた勝利点タイルを獲得する


というアクションを行っていきます。
港には下の写真の様に、特定のスパイス(四角い色別のキューブ)を持っていることを条件として獲得できる得点タイルが置かれており、このスパイスを集める事が一つの目標になります。
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スパイスは取引所を設置したタイルに描かれている交換レートで、好きなスパイスへ変換が出来ます。
なので、交換を上手く行って行って、勝利点が貰えるスパイスを揃えて勝利点タイルを取りに行く、そんな流れになります。
この辺りは前作の「スパイスロード」と同じような流れです。

取引所は、自分の手持ちボード上に置いて管理します。建設したら手元から建設した場所のボードへ移動させます。
スタート時点では下の様に、自分の手持ちボード上のすべてのマスに自分の取引所(白いコマ)が残っています。
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しかし、建設をすると当然手持ちの取引所は減ります。
取引所が無くなったマスには数字が書いてあり、これが見えている数だけ最後に勝利点になります。
(下の写真ならば3点)
なので、取引所をたくさん建設することでも勝ちに近づくことが出来ます。

また、縦の列すべての取引所が無くなると(取引所は設置するタイルによって特定の列を用いるというルールがある)、ボーナスタイルが獲得出来ます。ボーナスタイルは特殊能力の要素と、ボーナス得点の要素と両方あるので、これを狙うのもコツの一つになります。
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こうした流れを繰り返していき、誰かが4枚得点タイルを集めたらゲームが終了し、一番勝利点の多い人が勝ちになります。

感想
前作のスパイスロードからのシリーズ作品という事で、何が変わってくるのか興味深い所でしたが、船を使って移動するという新しいシステムになっているので、単なる拡張ではなく別のゲームとして楽しめると思います。
得点の要素が得点タイルを取る事以外にも、取引所をたくさん建設する事でも得点を取れるので、目指すべき選択肢が多い印象があります。その分はじめは何をやったらいいのかが分かりづらい所もあるかな、という意味で、ゲームに慣れている人向けという印象はあります。慣れるために仕組みがシンプルな「スパイスロード」を先にプレイしてみるというのが良いかもしれません。

プレイ人数:2~4人
1ゲーム:40分程度

【評価】
ルール難易度:★★★       ★が多いほどルールが複雑
戦略性:★★★★★        ★が多いほど勝敗に頭を使う
おススメ度:★★★★       ★が多いほどおススメ


全て5段階評価




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by dwd31 | 2018-07-20 06:08 | ボードゲーム:さ行 | Comments(0)

ボードゲームのプレイ記録です。累計300種類プレーに到達しました、面白いゲームを紹介したいと思います!


by sawa